消防署から見た赤い棒状の光体
どんな伝承か
昭和三十三年八月二十三日の午前二時三十分ごろ、秋田市新屋町の消防署で、荻原湧悦は仰角三十五度から四十五度の位置に滞空する、赤い光を放つ棒状の光体を約三分間にわたって目撃した。光体の長径は〇・五度ほどで、ほぼ満月の視直径に等しかった。光体はそのままの位置で遠ざかって行ったという。当時は晴で、月齢五の月夜であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。