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空を駆ける白馬と降る白い毛

所在地秋田県秋田市
年代文政九年(1826)七月十一日昼過ぎ
登場町の人びと
出典東北怪談の旅

どんな伝承か

奥州秋田、すなわち久保田でのでき事である。文政九年七月十一日の午過ぎ、空から白いものが降ってきた。あわて者は雪かといったが、いかに奥州とはいっても雪の降る季節ではない。人びとが拾って見ると白い毛で、長さは五、六寸もあった。その毛はどんどん降りつづいた。あっと空を指さす者があり、見ると白い尾をなびかせて白馬が天空を駆けていった。降ってきた白いものは、その白馬の尾が抜けて落ちてきたものらしい。白馬が雲の中へ駆け入ると毛の降るのも止んだ。それっきり、二度と白い毛の降ったことはないという。

原典より

竜昌寺由来………………………50蝶になった侍・・・・・・51螢化身.....51二八番二九番五番 石の話…………19一七番 ジョンガラ節・・・・・・37三〇番六番 餓死の列・・21—— 東北怪談の旅(山田野理夫・昭和49年(1974年)頃) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

東北怪談の旅(山田野理夫・昭和49年(1974年)頃)

東北怪談の旅(山田野理夫)/飢饉の非業の死と怨念/巫女(イタコ)の口寄せ/座敷童子・河童の怪/東北各地の幽霊伝承

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