血と涙を流す木彫りのマリア像
どんな伝承か
秋田市の添川地区にある聖体奉仕会の教会に、木彫りのマリア像が安置されている。この像は一九七五年から不可解な現象を起こしており、目から血が流れたのが一度、涙を流したことは百回近くにのぼるという。木の像がなぜ涙を流すのか、また人の血と思われるものがどうして流れ出るのかは、さまざまに調べられてきたが、いまだ謎のままである。信仰の側からの解釈は幾通りもあるものの、木彫りの像が血を流し涙を流すという例は、日本ではここだけの現象とされている。
原典より
秋田市添川地区にある聖体奉仕会の教会には、木彫りのマリア像が安置されている。—— 心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。