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吉祥院で一夜にして極上になった腐れ味噌

所在地愛知県岡崎市明大寺町(吉祥院)
年代明治44年以降
登場伊予田英照
出典日本の四次元

どんな伝承か

岡崎市明大寺町の万灯山吉祥院の開祖、伊予田英照さんにまつわる話である。碧海郡上郷村の農家の出の英照さんは、明治四十四年十二月、古武士の亡霊が出ると恐れられた絵女山を、家と田畑を売った金で買い取り、千人塚に社を建てて霊を弔った。やがて小さな寺を建て、醍醐寺に属する修験の寺として吉祥院と名づけた。寺の建立で資金を使い果たした一家は、ご飯に味噌をまぶして食べるほど貧しかったが、郷里の大豆で仕込んだ大量の自家製味噌が塩不足で全部腐ってしまった。英照さんが必死に祈って呪文を唱えると、味噌は一晩で極上の味に変わっていた。これで自らの力を知り、病も治すようになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))

『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。

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奇跡祈願呪文霊力味噌千人塚

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