東京駅の表示案内による高齢者の混乱
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どんな伝承か
初めて上京した九州の高齢の母が、東京駅で娘の迎えを受けられず混乱した。ホームで周囲に「ここは東京か」と何度も確認したほど不安だった。理由は、駅名表示に漢字の「東京」がなく、ローマ字などの表記しかなかったため、母は自分がどこにいるのか判断できなかったのだ。駅の案内表示の在り方が、高齢者や不慣れな人にとって必ずしも分かりやすくないことを露呈させる出来事となった。
原典より
自分の所から二十里ほどの後藤野の話。—— 現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成) より引用地図で位置を見る
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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