トップ高知県の伝承土佐清水市

明治時代の高知県土佐清水市で、椎の実採りに出かけた子どもが高…

所在地高知県土佐清水市
年代現代
登場山中正義
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話
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どんな伝承か

昔(明治の中頃)、高知県土佐清水市で、子供が椎の実を採りに行き、高い椎の木から落ちて気を失った。医者よ薬よと騒いだが、三日目に正気に戻った。子供の話では、家の前の浜へ沖からきれいな幟を立てた舟が笛や太鼓を鳴らして現れ、『迎えに来た、乗れ』としきりに勧めた。音楽や美しい舟に惹かれて片足をかけたところ、祖母と母がどこからか飛び出て来て、手足を痛いほど引っ張り『乗ってはいかん』と必死に止めた。そこで気がついたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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