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鏡川で溺れて見た宝船と七福神

所在地高知県高知市(鏡川)
年代昭和二十六年
登場清水康文
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

昭和二十六年の夏、高知市を流れる鏡川で水遊びをしていた語り手が、深みにはまって大量の水を飲み、もがき苦しんだ。一緒にいた親類に引き上げられるまで、時間にすればほんの二、三十秒のことだったという。その短い間に、目の前一面が夕焼けのような赤みを帯び、宝船を思わせる船が近づいてきて、乗り合わせた七福神らしい人々が笑っているのが見えた。むろん現実の川面にそんな船はなく、あれは何だったのかと、今も不思議に思っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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舟で行く宝船七福神溺水

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