溺死した紺屋の女房の怨霊がみさきとなり漁
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どんな伝承か
高知県幡多郡清水町松尾の漁師・出張友助の女房花美が、簪をなくした咎を近所の紺屋の女房菊野に着せた。菊野は草履を投げ込まれる細工までされて世間から疎まれ、清水へ出たまま松尾の鼻の浪打ち際に溺死体となって上がった。まもなく花美は高熱にうなされ「あたしが悪かった」と口走って狂死し、その家では病人が絶えなかった。神官猿田が弓祈禱をすると「みさきが乗った」と叫んで悶絶した。以後、松尾の鼻に上がる溺死人は決まって松尾部落の者ばかりで、菊野の執念が祟ったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談実話(田中貢太郎・河出文庫版・決定版・昭和13年編纂(1938年))
日本怪談実話(田中貢太郎)/幽霊と怪光の実話/怨霊と祟り・因果/死の前兆と怪音/各地の怪異実話
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土佐清水市の伝承
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