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大声で呼ばれて帰ってきた父

所在地新潟県長岡市山古志
年代現代
登場五十嵐イノ
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

古志郡山古志村の話。話者の実家の父が、まだ五十二歳になったばかりの頃のこと。年中身体が弱く、毎年思うようにならず困っていた。その時いっそう弱って急に亡くなった。話者が大きな声を出して呼んだところ、父は息を吹き返し、「あんまりお前が大きな声を出したもので帰って来た」と言ったという。それから父は何年も生きていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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