祈祷が悉く失敗したため土佐藩は武断策を採り
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どんな伝承か
神職久武山城らの三日間の祈祷も、定福寺の昼夜兼行の修法も無効に終わり、差配役たちは思案に暮れた。加持祈祷を続ける第一策と、武断的な鉄血政略の第二策を評議した末、火縄銃を携えた足軽二十人を出陣させる第二策を採用した。二月十一日、鎮圧の惣宰に任じられた植田十蔵と野島馬三郎は郷廻役や足軽数十人を率いて出発し、翌日岩原村へ向かった。途中、足軽たちが数十頭の犬を曳いて来たので理由を問うと、『今度の乱暴は古狸の仕業ゆえ犬の用意が第一だ』と答えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
二つの怪奇な心霊現象(浅野和三郎・大正時代(1920年代))
本書は浅野和三郎による二つの重要な心霊現象の記録である。第一は江戸末期の高知県岩原村で発生した古狸と犬神による集団憑依事件で、村民六十四人が昼間に狂乱状態に陥った。神職の祈禱や官吏の対処も一時的な効果に留まった。第二は大正時代の横森家に関わる複雑な因縁譚で、明治23年に盗まれた武田信玄の不動明王掛軸が36年後に神懸りによって発見される。
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大豊町の伝承
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