乱心者が嫌う犬と鉄砲を隠して接近し
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どんな伝承か
大庄屋の進言に従い、鎮圧隊は犬と鉄砲を隠して阿弥陀堂へ近づき、隊を二手に分けて南北から険路を潜行した。近づくと狂乱者たちは気づき、『汝ら何者ぞ』と物凄い形相で反抗した。惣宰の号令とともに、剛気の与力を先頭に杖や十手で打ちかかり、空鉄砲を放ち、曳いてきた犬を吠えさせて跳びかからせた。弱い者は難なく搦め捕られたが、剛勇の者は砲火の中から立ち上がり、再三打ち伏せ蹴倒しても狂怒して罵り、激しい乱闘となったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
二つの怪奇な心霊現象(浅野和三郎・大正時代(1920年代))
本書は浅野和三郎による二つの重要な心霊現象の記録である。第一は江戸末期の高知県岩原村で発生した古狸と犬神による集団憑依事件で、村民六十四人が昼間に狂乱状態に陥った。神職の祈禱や官吏の対処も一時的な効果に留まった。第二は大正時代の横森家に関わる複雑な因縁譚で、明治23年に盗まれた武田信玄の不動明王掛軸が36年後に神懸りによって発見される。
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大豊町の伝承
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