法衣
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どんな伝承か
千住か熊谷かの話だという。ある尼寺に、住職の尼と親しくしていた若い男がいつも遊びに来ていたが、姿を見せなくなった。案じていた尼のもとへある日その男がひょっこり現れ、法衣を貸してほしいと頼んだ。尼は快く一枚の法衣を渡し、男は嬉しそうに持ち帰った。ところがしばらくして、確かに持って出たはずの法衣が寺の玄関に置かれているのを見つけ、尼は不審に思った。そこへ男の家から使いが来て、男が長患いの末にその日亡くなったと知らされ、先に会った男が霊であったことを悟った。見舞いに訪れて男の母に尋ねると、男の寝間着が汚れ続けるので浴衣、次いで女の寝間着を着せたところ、男がそれを嫌がっていたと涙ながらに語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の怪談(二)(田中貢太郎・日本の怪談シリーズ・明治末~大正期(推定))
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熊谷市の伝承
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