出世不動の脇に落ちた元店主
どんな伝承か
深川の出世不動のあたりにいた乞食が身の上を語った。かつては飲食店を営んでいたのだという。ところが妻が天理教に凝り、商売を放り出して献金を繰り返すようになった。やがて妻は若い信者と駆け落ちしてしまい、男は店も家族も失った。自暴自棄になった果てに、こうして物乞いにまで落ちぶれたのだと告白している。信仰が家の身代と生業をどう食い潰すかを示す例として並べられている。
原典より
* 可憐な少女群のいけにえ…教祖様の暴行(ひとのみち)八、其の他の被害* 祟られる出版界(ひ××みち)* 仮面の宗教改革者* 教会工事みそぎ風景(ひ××みち)* 巫女にされた少女* 条件つきの信仰(ひ××みち)* 妖怪の…—— 邪教に迷はされた人々(好村春基・浅野研真ほか編・新興宗教・邪教批判・昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
邪教に迷はされた人々(好村春基・浅野研真ほか編・新興宗教・邪教批判・昭和(戦前))