二十七日だと告げる坊さんの夢
どんな伝承か
鈴木志郎さんの夢日記の第一〇九号は、昭和四十一年七月二十日のもの。夢の中で二、三人と話していると、そのうちの若いがかっぷくのよい坊さんが「二十七日だよ」とだけ言い、それで夢は終わったという。鈴木さんはこの夢を見てから、十月二日に次の夢を見るまで三か月間も夢を見なくなり、この空白の期間について「事件がないわけでもないが、事実は事実であった」と振り返っている。
原典より
そのうちの一人は、若いが、なかなかかっぷくのよい坊さんであった。—— 現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・1970年(昭和45年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・1970年(昭和45年))
『現代の怪奇――日本列島のミステリー地帯』は、鈴江淳也が前著『日本の奇談』に続けてまとめた、現代の超常現象と奇談のレポートである。桑名の「天狗の初さん」、新幹線の亡霊、京都のタクシーに乗る幽霊客、人魂、原因の知れない奇病、念写と三田光一の透視などを、著者の取材・面談と、大正の新聞から昭和四十年代の週刊誌までの記事で集めて収める。五つの部に分け、あとがきは昭和四十五年三月の日付で、巻末に機関誌などを入手できる団体・研究家の一覧を付す。