単語百語を送り合った念波実験
どんな伝承か
著者はテレパシーの実験として、東京の信濃町にある自宅と、杉並のある人の家との間で、単語を百語ずつ互いに送り合った。結果は百語のうち七語が受け取られたという。著者はほかにも、離れた場所から物を引き寄せる現象や、次の間から本が抜き出されて投げつけられる出来事、英国で報告された、月夜に窓から人が抜け出して帰ってきたという例、何も知らない女中が突然ギリシア語や日本語を話し出した例を挙げ、夢知らせもこうした働きで説明できるのではないかと述べている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊界(長田幹彦・1953年(昭和28年))
『霊界』は、長田幹彦が昭和二十八年に著した心霊の講話集である。著者の超心理現象研究会で行った交霊会の実験、物品の引き寄せや乾板への感光、エクトプラズムやライン博士の念力説、霊との対話から考えた死後の世界を、語りかける口調で説く。霊の実験・肉体のない人間・美しい死後の世界・霊媒の生態の四講からなり、最後の講は交霊会の夜の霊媒たちの姿を物語ふうに描く。