映画館で感じた虫の知らせ
どんな伝承か
昭和三十四年九月二十一日の午後三時、三十六歳の三谷一久は五歳の孫の輝武を自転車の前に乗せ、第一京浜国道に出てガソリンスタンドの前にさしかかった。給油を終えた大型トラックが急に後退して衝突し、二人は路上に叩きつけられた。孫はかすり傷で済んだが、一久は頭を打って意識のないまま病院へ運ばれた。ちょうどその時刻、父の長蔵は都心の映画館にいたが、突然頭がきりきりと痛み、いたたまれず外へ飛び出した。早く帰って休もうと渋谷駅の雑踏を歩いていると、血相を変えて駆けてくる親戚に出会い、事故を知らされて病院へ向かった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷松樹・心霊科学入門・昭和)
第一章 心霊に関する記録と文献(古代人の霊魂観・幽霊を見た記録・キリスト教関係の心霊の記録・ルルドの奇蹟・わが国の心霊文献)をはじめ、心霊科学の諸現象を入門的に解説。各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊科学入門書。