六 『會我物語』の御霊
どんな伝承か
『平家物語』の関東版ともいうべき東国の物語が『曾我物語』であり、地域的には箱根を中心とする物語である。物語の主題は曾我兄弟の仇討ちで、建久四年五月二十八日に富士の裾野の狩場で本懐を遂げた兄弟のうち、兄十郎は討死し、弟五郎は生け捕られてのち殺された。無念やる方ない兄弟の怨霊を鎮めようとする目的も『曾我物語』は含んでいるとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)
『平家物語』の関東版ともいうべき東国の物語が『曾我物語』であり、地域的には箱根を中心とする物語である。物語の主題は曾我兄弟の仇討ちで、建久四年五月二十八日に富士の裾野の狩場で本懐を遂げた兄弟のうち、兄十郎は討死し、弟五郎は生け捕られてのち殺された。無念やる方ない兄弟の怨霊を鎮めようとする目的も『曾我物語』は含んでいるとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)