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三月まで札が降った上辰野

所在地長野県上伊那郡辰野町上辰野
年代慶応3年11月ピーク〜慶応4年3月ごろ
登場古老、地元民衆
出典ええじゃないか

どんな伝承か

信濃の伊那郡では、慶応三年の十一月にええじゃないかが最も盛んになった。ところが上辰野の地区だけは、その後も札が降り続き、翌年の三月ごろまで続いたという。ただしこれは古老の語りに拠るもので、日付や様子をこれ以上具体的にたどることはできない。慶応四年三月以降まで残った事例として、但馬や播磨、丹後とならんで挙げられている土地である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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