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私部村大矢家の庄屋祭礼

所在地大阪府交野市大字私部
年代慶応3年12月19日
登場庄屋大矢家
出典ええじゃないか

どんな伝承か

河内国では、北河内郡私部村で十月ごろから降りはじめた。これを「おかげ」といって他村から踊り込みがあり、私部村からも他村へ踊り込んだ。十二月十九日には庄屋の大矢家へ伊勢皇太神宮のお祓が降り、二十日から祭りとなった。方々から供えものが山のように届き、村中・町々へは玄米五斗と金五百疋ずつを配ったが、自分の町内へは米金を渡さず残らず呼び入れて振舞った。祭りは二十四日に仕舞い、大矢家の入用金は百六両余りに及んだ。

原典より

祭りは二十四日で「仕舞」うが、大矢家の入用金は百六両余りにおよんだ(『交野町史』)。—— ええじゃないか(高木俊輔) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか(高木俊輔)

『ええじゃないか』は、幕末維新期の民衆運動を研究してきた高木俊輔が、慶応三年から翌年にかけて広がった「お札降り」と「ええじゃないか」の乱舞を各地の史料からたどった歴史書である。三河吉田での初出から東海道、甲斐、江戸、信濃、伊勢、京都、大坂、中国、淡路、四国まで、日記や記録に残る降札と踊りを国ごとに述べる。概観と東国・西国の四章に続く終章で降札の作為者やおかげ参り、世直しとの関わりを論じ、参考文献を付す。

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