縁が強く光る青白い楕円の物体
どんな伝承か
昭和三十四年五月十七日の午前五時四十分ごろ、東京都武蔵野市吉祥寺で、雲の研究家の塚本治弘さんは、南から北へ、一定の角度を保って昇りながら飛ぶ青白い楕円形の物体を七秒ほど見た。音はなく、物体の中心より縁のほうが強く光っていた。塚本さんはカメラで写真を撮っている。空は晴れて気温は二十度、波のような雲が出ていたという。
原典より
昭和三十年九月七日、岐阜市の丹羽正二郎君は、目の高さよりも二〇メートルくらい上空に、直径一〇センチくらいの大きさの、楕円型の赤色物体を目撃した。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。