法興寺の天蓋状飛行体
どんな伝承か
日本で最も古いUFOらしい記録として、扶桑略記に載る出来事が紹介されている。推古天皇四年の十一月、法興寺(今の元興寺)で供養会が営まれていたさなか、蓮の花のような形をした天蓋めいた物体が空から降りてきて宙にとどまり、色を変えたり、形を次々に変えたりしたという。著者はこれを、日本に残る記録のうちで一番古いものと考えている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。