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三宝の威を「かしこきみたまのふゆ」と読む

所在地奈良県明日香村飛鳥(飛鳥寺)
年代朱鳥元年六月(686)
登場天武天皇、伊勢王、衆僧
出典日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史
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どんな伝承か

天武が身の不和を三宝の威(かしこきみたまのふゆ)に頼って安和を得ようと衆僧に誓願させ珍宝を奉る。仏の威力が仏の内部に埋蔵された「みたま」の顕現とイメージされ、天皇霊のミタマフリを仏に転用した例とされる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史(山折哲雄・山折哲雄・宗教学・昭和(1976))

宗教学者・山折哲雄『日本人の霊魂観―鎮魂と禁欲の精神史』(1976年)。日本人の霊魂観念を、遊離魂・天皇霊・憑霊・鎮魂という主題で歴史的・象徴論的に考察する。序章で問題と方向を示し、第一章『遊離魂と殯』では『日本霊異記』にあらわれた霊肉の課題(魂が一日に千里をゆく遊離魂と、死者を仮安置する殯)を論じる。第二章『天皇霊と呪師』では玉躰加持の象徴儀礼を、霊魂は肉体の形相(封蠟と印型)とするアリストテレス的議論を引きつつ分析する。

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