高松塚発掘の立案者を襲った急死
どんな伝承か
奈良県明日香村の高松塚古墳の発掘が大きな話題になると、すぐさま祟りを口にする者が現れた。週刊誌によれば、高松塚の発掘の予算を組んで立案した明日香村の史跡観光課長森口正一氏が、五月二十四日に四十三歳の若さで急死し、塚に触れた村人の中にも急死した人がいるという噂もあった。これを祟りとする見方が出たが、著者は事実は不明だとしている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。