一つの光が消えて四つに増えた夜
どんな伝承か
昭和四十七年五月十日午後九時十五分から三十分にかけて、群馬県安中市磯部で、工業高校生の花岡登ら四名が、北西の仰角約二〇度の空に浮かぶ白黄色の円型光体を目撃した。輪郭はややぼやけ、光度は〇〜一等級、視直径は五〜七分角で、音は聞こえなかった。最初は一個であったが、五分ほどしてパッと消え、同時に同じ大きさ・同じ色の光体が四個現れた。配置は元の位置の上に一個、その下に三個で、二分ほどして突然すべて消えた。光体の移動は全く見られなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。