成田で念じた滞在中の晴天
どんな伝承か
一九八六年六月七日の夕方、タナウス博士はニューヨークから成田に着いた。梅雨の小雨のなか、車まで歩く途中で空を見つめた博士は、日本を発つ二十六日まで、雨は夜に降らせ昼は晴れるよう念じたので、明日から毎日雲一つない晴天になると言った。太陽を直接見てエネルギーを得たいからだという。迎えた訳者の荻洲照之らによれば、六月二十六日の正午に成田から帰国便が飛び立つまで、言葉どおり晴天が続いた。見送ったあと都心へ戻ると、午後二時ごろから雷を伴う土砂降りになり、夕方まで降り続いたという。
原典より
博士が来日して三週間後の六月二六日正午、ニューヨーク向けのJAL6便が飛び発つまで博士のいうとおり毎日晴天が続いた。—— 超能力大全 ―超人博士のサイキック自叙伝(アレックス・タナウス) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
超能力大全 ―超人博士のサイキック自叙伝(アレックス・タナウス)
『超能力大全 ―超人博士のサイキック自叙伝』は、アメリカの超能力者アレックス・タナウスが『Beyond Coincidence』の原題で著した自伝の翻訳である。幼年期から成人までの歩みをたどりつつ、死の予知、犯罪捜査への協力、心霊医療、体外離脱、幽霊や霊との交信など、自身が経験したとするサイキック現象を語る。巻頭に荻洲照之による来日の記を置き、終わりの章で能力の開発法と信仰の問題を述べる。