喧嘩話にかこつけた餅の炙り出し
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どんな伝承か
同じ和尚と小僧の話。和尚はうまい物を小僧に食わせたがらず、檀家からもらった餅も独りで食べようとして、門前の家へ面白い話を聴いて来いと小僧を追い出した。不審に思った小僧はすぐ引き返し、和尚が炉で餅を焼き始めるのを覗いていた。焼け加減を見て只今帰りましたと戸を開けると、和尚は餅に灰をかけて隠した。小僧は今見て来た喧嘩の話だと言いながら、火箸で餅を次々に突き上げて炉から出した。和尚は仕方なく小僧にも餅を食わせた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))
『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。
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遠野市の伝承
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