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足代板を走る座敷童子の少女

所在地宮城県登米市元南方原
年代約十四五年前
登場村人多勢、佐々木林之助、ザシキワラシの出る家の主
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

陸前登米郡南方村字元南方の原にある佐々木林之助という家には、昔からザシキワラシがいるという噂があった。今から十四五年前、この家で屋根の葺き替えが終わった日の夕方、年の頃十二、三とも思われる一人の少女が、軒に架け渡してある足代板の上を、自由自在に走り回っていた。村の人たちは大勢でその姿を見たということである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

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