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梨の木を登り続ける蛇の話

所在地岩手県北上市
年代不明
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

昔があったという。家の門口に大きな梨の木が一本あった。するとその木に、大きな大きな長い長い蛇がからまって、のろのろのろりと登って行った。そして今日ものろのろ、明日ものろのろと、際限なく同じ調子で語り続けてゆく。話の種が尽きた爺婆が、昔話をせがむ子供らを相手に機転を利かせて作った、きりなし話の一つである。語り手は頃合いを見て適当に切り上げるのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

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蛇梨の木

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