歯が痛むと楤木に縫針を刺し「治してくれれば抜く」とアビラウン…
どんな伝承か
佐倉市に伝わる病気治しのまじない。歯が痛むときは楤木に縫針を刺し、痛みを治してくれれば針を抜くと言ってアビラウンケンソワカを唱えた。また庚申様に願をかけ、治ると萩で作った箸を十二膳編んで礼に供えたという。乳歯が抜けたときは、上の歯は縁の下へ、下の歯は屋根の上へ投げ、『鬼の金歯ととっけてくれ』と唱えると良い歯が生えると伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。