霊山に雲がかかれば雨という予兆
どんな伝承か
挾間町では、霊山に雲がかかると雨になると言い伝えられている。その土地だけの天気の兆しと思われがちだが、同じような予兆は各地に共通して見られるもので、必ずしも局地的な現象ではないとされる。
原典より
例えば、挟ひこだけ間町で「霊山に雲がかかると雨」とか、津久見市で「彦岳からマジ(南風)が吹くと雨になる」など、その地域で固有と思われている予兆は、必ずしも局地的現象ではない。—— 大分県史 民俗篇――俗信・妖怪・憑きもの(大分県(編)・大分県史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大分県史 民俗篇――俗信・妖怪・憑きもの(大分県(編)・大分県史)
『大分県史 民俗篇――俗信・妖怪・憑きもの』は、大分県の県史の民俗篇のうち、講の項の末尾と俗信の章を収めたものである。俗信の諸相、兆・占・禁・呪、天狗・鬼・山童・河童・ウブメ・塗り壁・狐狸・火の玉などの妖怪と霊異、犬神やトウベ(蛇神)、死霊風などの憑きものを、国東・日田・臼杵など県内の伝承と既刊の研究をもとに述べる。山の怪・水の怪・路傍の怪などに分けて事例を並べ、節ごとに注を付し、写真の説明文を挟む。