トップ岩手県の伝承大船渡市

首の失せた新沼安芸守の地蔵

所在地岩手県大船渡市日頃市町(首切地蔵)
年代伝承
登場地蔵、新沼安芸守、日頃市郷を治めた豪族
出典大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

日頃市町坂本沢の奥に「ザルバタ」という所がある。往時ここには金山があり、日頃市郷を治めていた豪族新沼安芸守の支配下にあった。新沼氏は越喜来の越起守一族と争いが絶えなかったが、あるとき仲直りをしたいという書状が届き、安芸守は四人の家来だけを伴って赤坂峠へ赴いた。宴の席で膳に箸がないという嫌がらせを受けたが、素知らぬ顔で膳の端を小刀で切って箸にし、いち早く退散した。しかし追手に囲まれ、日頃市の小道で家来はことごとく斬られ、安芸守も首をはねられた。後に村人が霊を慰めて地蔵を建てたが、その首も割れて見えなくなったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説(大船渡市(編)・大船渡市史・自治体史(民俗))

『大船渡市史 第4巻(民俗編)』一節所収の伝説。岩手県大船渡市の木石・山・坂洞穴塚・水部・長者旧家・社寺・地名の伝説を採録する。

種別から探す

首切地蔵伝説金山

大船渡市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説』の伝承