女人禁制を破った巫女と葦毛の馬
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どんな伝承か
赤崎町蛸の浦にある尾崎神社は、昔、女人禁制の神社であった。昔、蛸の浦の旧家に一人の巫女が住んでいた。女子が入ってはならないという言い伝えに、どうしてそんな事があるものかと、あるとき社のある岡をどんどん登って行った。岡を登りながら神歌を歌ったところ、急にあたりが薄暗くなり、ものすごい雷鳴とともに海岸からゴウゴウと怒濤が押し寄せてきた。ひときわ高い波の上には葦毛の馬にまたがった神の姿が見え、馬は急な崖をするすると登って姿を隠した。その場所にあった大きな岩には、はっきりと馬の蹄の跡が残されていた。禁を破った巫女は、そのまま家へ帰ることはなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説(大船渡市(編)・大船渡市史・自治体史(民俗))
『大船渡市史 第4巻(民俗編)』一節所収の伝説。岩手県大船渡市の木石・山・坂洞穴塚・水部・長者旧家・社寺・地名の伝説を採録する。
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大船渡市の伝承
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