清光寺の縁の下に隠した親
どんな伝承か
六十になると、チノマタといってこの世にいないことにした。六十になるとおぶって行って、生まれた時のようにチノマタへ置いてきたという。しかし親孝行の者があり、六十になった親を清光寺の縁の下へ置いてきて、三度の食事を与えていた。それを寺の和尚が見つけたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書――伝説・怪異
『宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書――伝説・怪異』は、宮城県白石市の下戸沢地区で行われた民俗調査の報告書である。年の暮れの行事の記述に続いて、白石川の淵や山の地名の由来、蛇骨沢や鎌倉岩、三丈滝の不動明王、万蔵稲荷、鬼婆、ガマ仙人、狐に化かされた話などを収める。口承文芸は昔話・伝説・世間話の三つに分け、一話ごとに題を立てて土地の人の語りを短くまとめ、行事の項には注を付す。