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五明村若者への尾崎狐憑き

所在地埼玉県比企郡ときがわ町
年代文久二年(一八六二)ごろ
登場五明村喜右衛門の若者、番匠村乙
出典近世史料にみる憑き物「オーサキ狐」の諸相
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どんな伝承か

隣村五明村の若者が番匠村乙の家の尾崎という悪狐に取り憑かれたとして、大勢が病人を戸板に載せて乙方へ担ぎ込み大騒ぎとなった。仲介人が入ってようやく内済したという憑依事件。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

近世史料にみる憑き物「オーサキ狐」の諸相(小池信一・現代(昭和後期〜平成の研究論文))

埼玉・群馬を中心に分布した憑きもの『オーサキ狐』の俗信を近世史料から検証した研究。オーサキ持ちの家を富ませ人に憑いて熱病にするという俗信を概説し、寛延4年・天保6年・慶応3年の追放史料を紹介。為政者が縁組や質入れの弊害から迷信として追放させた歴史と、幕末の村を巻き込んだ尾崎狐訴訟事件を扱う、憑きもの俗信の歴史民俗学的記録。

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