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背を向けて米粒を投げる厄おとし

所在地島根県出雲市大塚町(大歳神社)
年代現代
登場厄年の男女
出典島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの

どんな伝承か

大塚町の大歳神社では、厄年の厄おとしが行われる。厄年にあたるのは七十七歳・六十一歳・四十二歳の男女と三十三歳の女で、神主に神楽料を包んでお祓いを受ける。また、自分の年の数だけ米粒を紙に包み、出雲大社や大歳神社の神殿に背中を向けて立ち、「厄おとし」と唱えながらその包みを投げることもした。厄年の人は五、六千円ほどを寄付して社の修理にあて、お祓いを終えると記念写真を撮って、判を押した半紙に生米を包んだオセンマイを授かったという。

原典より

また米粒を自分の年の数だけ紙に包んで大社や大歳神社で神殿に背を向けて「厄おとし」と言いながらそれを投げたりした。—— 島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの(出雲市(編)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの(出雲市(編))

『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの』は、出雲市大塚町の民俗調査報告書のうち、「XII 村の神」の章と「XIII 年中行事」の章の冒頭を収めたものである。氏神の大歳神社の祭りと由緒書、同族神・屋敷神・屋内神、札うち、講、寺、俗信、キツネに憑かれることを「サバラレル」と呼ぶ憑きもの、民間療法を、昭和五十七年ごろの聞き書きで記す。年中行事は正月準備から一月十一日の鎌初めまでで、文の途中で切れている。

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