芋を作った年に川で死んだ次男
どんな伝承か
安行吉蔵の保永亀一郎の家では、屋敷内にザクロを植えてはならない、トウガンやバレイショを作ってはならないと、昔から言い伝えられてきた。ところがある年、隣家の畑を借りてバレイショを作ったところ見事に実り、収穫したものを川へ洗いに行くと、次男が川にはまって浮いていた。それきりまた長く作らずにいたが、戦時中に代用食として作りはじめ、今に至っているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
川口市史 民俗編――伝説(川口市(編)・川口市史・自治体史(民俗))
『川口市史 民俗編』第4章所収の伝説。埼玉県川口市に伝わる自然・神社・地蔵・観音・薬師の伝説と命名由来を採録する。