肥前島原で河童が精血を吸い屍を返す
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
河童は人を水中に引き入れるといい、また人を海中に引き入れて精血を吸い、体は必ず返すという話もある。肥前の島原の宮司某が語るには、その国にも河太郎が多くいて、年に一両度ばかり必ず人を海中に引き入れて精血を吸ったのち、姿を必ず返す。その亡屍を棺に入れず葬らず、ただ板の上に乗せて草庵を結んで納め、香花も供えずに置くと、屍が朽ちる間に、その人を捕えた河太郎の身体も爛れ壊れて自ら斃れるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・大正・昭和初期)
博物学者・日野巌の古典的妖怪研究『動物妖怪譚』の前半(總論〜多爾具久)。
種別から探す
島原市の伝承
広告枠(AdSense)