島原くずれ
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どんな伝承か
長崎県島原市に伝わる大蛇の話。昔、島原城下の片町に杏庵という医者が住んでいた。城下に悪疫が流行して杏庵も感染し危篤になる。夏の夕立の夜、門口で雨宿りした美しい娘がその夜から枕元で看病し、難病が癒えたので娘を妻とし、お諏訪と名づけた。翌年一子幸太郎をもうけるが、ある日杏庵は大蛇が幸太郎に乳を呑ませるのを見る。妻は温泉山中諏訪池の主だと明かし、片目を取って子の守りに与えて去った。寛政四年、眉山が崩れて城下を洗い流したが、大蛇が横たわり守った家々は無事で、そこを蛇町と名づけたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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島原市の伝承
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