奥池鉱山の磔場
どんな伝承か
旧奥池集落の地から進むと、北に大きな壁がある。今は砕石場となっているが、昔、奥池に鉱山があったころ、規則に背いた者を磔に処した場所であったという。そこよりさらに奥には広い河原があり、鉱山河原と呼ばれた。金の吹場や金採り人夫の家が建ち並び、多いときには百五十軒もあったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史)
『河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説』は、白山麓の河内村の村史の民俗編から、民話・伝説と故事を記した節を収めたものである。白山の千蛇ヶ池や富士山との背くらべ、高ボウケの大蛇、猿仏の名号、おひなの荒、天狗、菊酒、池の金山の伝説など、村と周辺に伝わる話を、白山関係の古文書や郡誌を引きながら記す。第三節「民話 伝説」、第四節「故事 伝説」、第五節「伝説」に分け、話ごとに題を立てて由来や現地のようすを添えている。