阿弥陀如来から滴る雨の神水
どんな伝承か
中尾の吉祥寺の境内には、石造りの阿弥陀如来像が立っている。雨の日にこの像からしたたり落ちる雨水を受けて耳を洗えば、どれほど重い病の人もたちどころに治ると言い伝えられている。
原典より
中尾の吉祥寺境内に石造の阿弥陀如来像があり、雨の日、この阿弥陀如来からしたたり落ちる雨水をとって耳を洗うと、どんな重病の人も直ちに治るという。—— 浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
浦和市史 民俗編――伝説(浦和市(編)・浦和市史)
『浦和市史 民俗編――伝説』は、浦和市史の民俗編のうち、第十章「伝説」を収めた部分である。調神社の片目の鯉や兎を飼わない言い伝え、日蓮上人の駒つなぎのケヤキ、見沼の竜神や笛、別所沼の大蛇、地名や塚の由来、特定の作物や弓矢を忌む家の言い伝えなど、市内に伝わる伝説を集める。旧市部から西浦和まで地区別に節を立て、見沼の伝説は一節にまとめ、章の初めに『埼玉県伝説集成』などの引用文献を掲げ、話のあとに▽印で異説や由来を補う。