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三十年前まで続いた犬神憑き

所在地愛媛県松山市
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本の憑きもの――俗信は今も生きている

どんな伝承か

愛媛県の松山市の周辺でも、たいていの部落に一、二戸ほど犬神を持つといわれる家があり、三十年ほど前までは犬神が人に憑くことがしばしばあった。今でもまったくなくなったわけではないという。

原典より

松山市の周辺にも、大抵の部落に一、二戸くらいはこれを持っているといわれる家があり、三十年くらい前までは憑くことがしばしばあった。—— 日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・1959年(昭和34年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・1959年(昭和34年))

『日本の憑きもの――俗信は今も生きている』は、石塚尊俊が昭和三十四年に著した研究書である。狐・犬神・蛇などの動物霊が人に憑くという俗信と、それを操るとされる家筋について、全国の伝承と近世以来の文書を集めて論じる。出雲・隠岐・豊後・土佐では筋の家の割合や縁組の偏りを調べ、憑きもの落としの行法や家の神とのつながりまでを七章で追っている。

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