トップ福島県の伝承磐梯町

赤枝の井戸の精と赤井戸

所在地福島県耶麻郡磐梯町大字赤枝
年代約900年前
登場井戸の精、美女、大蛇
出典磐梯町史 民俗編――伝説と昔話

どんな伝承か

今から約九百年も昔、赤枝の鈴木家の裏手にあるお清水様に井戸があった。その井戸の精が美しい女の姿となって鈴木家に現れ、嫁にもらってくれと願い出た。家の主人は後の災いを恐れて、その美女を斬ってしまう。斬り倒された美女の正体は大蛇であった。その頃から井戸の水が赤くなり、人々はこれを赤井戸と呼ぶようになった。その赤井戸が転じて赤枝という地名になったのだと伝える。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

磐梯町史 民俗編――伝説と昔話(磐梯町(編)・磐梯町史・自治体史(民俗))

『磐梯町史 民俗編』第10章口承文芸所収の伝説と昔話。福島県磐梯町(会津・磐梯山麓)に伝わる口承を採録する。磐梯山を七回り半巻いた大蛇の頭と尾にちなむ尾寺(大寺)、大同二年に弘法大師が三鈷を投げて鎮めの寺を定めた梵字清水、弘法さまとあさづき、磐梯山が破裂したベコ雪、井戸の精が美女に化け切ると大蛇だった赤枝の蛇女、入口を叩く猿のよめとり、欲深を戒める山姥、笠地蔵、会津平を救った弘法清水、目鼻のないノッペラボウの度胸ばなしなどを収める。

種別から探す

民俗地名由来伝説井戸

磐梯町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『磐梯町史 民俗編――伝説と昔話』の伝承