豆腐の食べ比べで
どんな伝承か
秦野市に伝わる知恵比べの話。若い者たちが集まって豆腐の食べ比べをしたとき、ある者が相手に食べさせないよう工夫をした。藁のミゴ(芯)に油をつけて豆腐に刺しておき、自分は刺していないほうを食べる。すると相手のほうは、油のついたミゴが気持ち悪くて豆腐を食べられなくなってしまう。こうして自分だけ食べ進み、まんまと食べ比べに勝ったという、悪知恵を使った逸話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。