鬼の博打を鶏の声で追い払う爺
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どんな伝承か
正直な爺が婆の作った握り飯を持って山へ仕事に行き、昼に食べようとすると握り飯が転がって穴に落ちる。追って穴に入ると地蔵様のところに出た。地蔵は「握り飯の代わりに良い事を教えるから、ここに隠れて言う通りにしろ」という。夜になると鬼たちが大勢やって来て地蔵の前で博打を始めた。教えられた通りに一番鶏から三番鶏まで鳴き真似をすると、鬼たちは朝だと思って金を置いて大急ぎで帰ってしまう。爺はそれを褒美にもらって大金持ちになった。真似をした隣の爺は欲を出して早く鳴いたため鬼に疑われ、さんざんなぶりものにされて帰ってきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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