謎の歌をたどる家老の娘
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どんな伝承か
小沢に住む新岡シナが、昔話を語ってほしいという求めに応じて最初に語ったのが「家老の娘」の話であった。分類でいう「播磨糸長」の型の昔話で、女の残した謎の歌を頼りに男が女を尋ねてゆくという内容である。子どもの頃に数多く聞いた昔話のうち、もっとも印象に残っているのがこの話だという。シナは兄弟姉妹の長女で、いつも弟や妹を背負って子守りをさせられた。晩になると囲炉裏のそばで裁縫をする母親が、子守りにあきないようにと次々に昔話を語ってくれ、今も覚えている話だけで二十話を越えるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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