箭内左京進の居館向舘の跡
どんな伝承か
大字門鹿の字樋ノ口にある。往古は箭内左京進の居館であったという。その子孫は延徳の頃に越後高田へ移り住み、彼の地で滅亡したと伝えられる。その後は庄屋の渡辺某が居住して明治に至ったが没落し、明治十年に門鹿小学校となり、のちに瀬川小学校第二分教場となった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
船引町史 民俗編――昔話と伝説(船引町(編)・船引町史)
『船引町史 民俗編――昔話と伝説』は、船引町が編んだ町史民俗編のうち、第十一章「昔話と伝説」を収めたものである。昭和五十三年春から町内を回って集めた昔話を話者の名を添えて土地の言葉のまま載せ、坂上田村麻呂や安倍貞任にまつわる地名・社寺の由来など町内の伝説を併せて記す。第一節では語り収めの句、葉煙草ののし作業を語りの座とした伝承の環境、語り手の系譜を論じ、第二節では伝説を自然・歴史・宗教の三つに分けて紹介する。