三輪某の居館と伝わる堀越の平舘
どんな伝承か
田村郡船引町の大字堀越にある平舘は、三輪某の居館であったと伝えられる。永谷豊前守治則は、その三男である三輪玄蕃治徳の孫にあたるという。三輪氏はもと箕輪を本姓としたが、のちに三輪と改めて代々田村氏に仕えた家で、大字永谷の日輪舘に数代にわたって居住したと伝えられる。平舘はその一族に連なる者の館とされるが、築かれた年次も廃絶の経緯も語られていない。堀越には鎌場舘・小舘・堀越舘など館跡が並び、平舘もその一つである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
船引町史 民俗編――昔話と伝説(船引町(編)・船引町史・自治体史(民俗))
『船引町史 民俗編』第十一章所収の昔話と伝説。福島県船引町(現田村市)に伝わる口承を採録する。