生後七日は沖へ出られぬ
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どんな伝承か
漁業に関する俗信のうち日の吉凶にかかわるものとして、「子供が生れて七日の中は船に乗つて沖へ出られない」が青森県八戸の都市部から報告されている。原典はこれを、漁に女が忌まれるのと同じ理由に基づくものと解する。すなわち船霊様が女性であるから女の乗船を嫉妬なさる、あるいは船では血を忌むから女の乗船を穢れとして忌むと説明されてきたのであり、出産にともなう忌が船を遠ざけたというのである。同じ項には、海女が十月十八日に沖へ出て死んだといえばその日は出られない(新潟)などの例も並ぶ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の俗信 1――迷信の実態(文部省迷信調査協議会・日本の俗信・昭和24年(1949))
文部省迷信調査協議会『日本の俗信1―迷信の実態』(昭和二十四年)。戦後の文化国家建設を背景に、昭和二十一年から宇野圓空を委員長とし今野圓輔・森秀男・古畑正秋らの人文・自然科学者・迷信研究家が、全国の児童生徒・教師を通じて行った大規模な迷信実態調査の第一回報告。
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八戸市の伝承
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