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四十二貫の石を川へ投げた越後屋の老人

所在地群馬県渋川市
年代不明
登場マサゾウ
出典高山村の民俗――昔話

どんな伝承か

越後屋のおじいさんが、越後から来たマサゾウを連れて渋川の渡し場に差しかかったときのこと。渡しの者から、そこにある四十二貫の石を担げないなら渡し賃を払えと言われた。するとおじいさんは「こんな物をここに置いておいては邪魔になる」と言って、その石を川へ放り込んでしまったという。

原典より

越後から来たマサゾウをつれて渋川のわたしにさしかかった時四十二貫ある石をかつがなければ、わたるのに金を出せといわれて「こっらもの、ここに置いておけばじゃまになるから」と言って川に投げた。—— 高山村の民俗――昔話(群馬県民俗調査報告書 第21集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高山村の民俗――昔話(群馬県民俗調査報告書 第21集・群馬県民俗調査報告書)

『高山村の民俗――昔話』は、群馬県民俗調査報告書の第二十一集から、年中行事の末尾と「口頭伝承」の部を収めたものである。口頭伝承は昔話・伝説・世間話の三つに分け、桃太郎・蛇婿入り・食わずの女房などの昔話、弘法の投筆や椀貸の渕・小太郎渕の伝説、怪力の馬之丞やアズキトギ・見越シ入道・かくしばあさんの世間話を載せる。各話の末尾には、中山字原・尻高字熊野・北之谷などの採録地と話者を添える。

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