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羊太夫

所在地群馬県富岡市高瀬
年代伝承(口承)
登場小脛、羊太夫、羊太夫、伝説の主人公・渡来の首長
出典日本伝説大系 第4巻
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どんな伝承か

富岡市高瀬の小間家の先祖は、古老がいうには羊太夫だという。羊太夫は朝鮮か中国あたりから、奈良時代の頃に甘楽地方へ大勢の部下を連れてやってきた人といわれている。大島に城を構え、近くの天引やその東のほうにも城を構えていた。銅や鉄の鉱石を掘り出して鋼や鋳物を作り、機織りや蚕を飼うことも教え、山や野原を開墾して作物を作ることを教えた人ともいう。太夫は空をかける馬に乗り、家来の小脛を連れて時々奈良の都へ行っていた。ところが力が強くなると恐れられ、近くの大将に攻められて城が次々に落ち、最後に残った大島の城も落ちた。そのとき羊太夫の魂は一羽の金の蝶になって空に舞い上がり、南の秋畑の山のほうへ飛んで行ったという。

原典より

富岡市高瀬の小間家の先祖は、古老がいうには、羊太夫だという。—— 日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第4巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全89話(栃木・群馬・茨城=北関東)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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